エアコンの取付後に確認すべきチェックポイント

エアコンの取付が完了した後は、問題なく動作するかどうかをしっかり確認することが重要です。設置直後は問題なく見えても、施工が不十分だと後々トラブルが発生することがあるため、取付後に必ずチェックすべきポイントを紹介します。まず、エアコンが正常に動作するかを確認することが大切 です。冷房や暖房を運転し、風がしっかり出ているか、異音や異臭がしないかをチェックしましょう。特に、異音がする場合は、配管の接続に問題がある可能性があるため、業者にすぐに連絡して確認してもらうことが重要です。また、エアコンのリモコンが正しく機能するか、設定変更がスムーズにできるかも確認しておきましょう。次に、配管の取付状態をチェックすることも必要 です。エアコンの配管がしっかり固定されているか、壁との接続部分に隙間がないかを確認しましょう。配管が緩んでいたり、隙間があると、冷媒ガスが漏れたり、虫やホコリが侵入する原因になります。特に、壁に開けた穴の周囲が適切にシールされているかを確認することが大切です。また、ドレンホースの排水状況をチェックすることも重要 です。ドレンホースはエアコンの結露水を排出するための管であり、正常に機能していないと水漏れの原因になります。取付後にエアコンを運転し、ドレンホースから適切に排水されているかを確認しましょう。水が流れない場合や、逆流している場合は、ドレンホースの設置に問題がある可能性があるため、業者に調整を依頼する必要があります。さらに、室外機の設置状態も確認することが重要 です。室外機が水平に設置されているか、周囲に障害物がないかをチェックしましょう。室外機が傾いていたり、壁に密着しすぎていると、冷暖房の効率が低下する原因になります。また、室外機のファンがスムーズに回転しているか、異音がしないかも確認しておくと安心です。最後に、電源とブレーカーの確認も忘れずに行いましょう。エアコンの取付後にブレーカーが頻繁に落ちる場合は、電圧が適切でない可能性があるため、業者に相談することが大切です。また、コンセントがしっかりと差し込まれているか、コードに傷や断線がないかもチェックしておきましょう。